公益社団法人 福岡県理学療法士会

日本運動器理学療法学会 臨床研究推進セミナー(実践編第2回)【145230】

日本運動器理学療法学会 臨床研究推進セミナー(実践編第2回)の詳細

参加申し込みURL
https://www.jspt.or.jp/jsmspt/news/rinsyousuishin20250102.html

 

開催趣意

テーマ『“ここから始める臨床研究”』

本セミナーは、臨床研究を実践してみたいが一歩を踏み出せない、何から始めればよいのか分からない若手理学療法士に知っておいてほしい、研究計画の立案から統計解析まで、臨床研究実践に必要な基礎的知識を学んでいただくことを目的として開催してきました。

2024 年度は平日の夜にWEB 開催、短時間で行うセミナー『基礎編』を計5 回に分けて8 つの講演を企画し、各回とも100 名前後の若手理学療法士に参加いただき、当学会および協会に所属する若手療法士の臨床研究実践における基礎的な知識の向上に寄与できたと考えられます。2025 年度は、臨床研究実践における基礎的知識をさらにブラッシュアップしてより良い研究計画の立案や研究実践に結び付けることが出来るように、『ここから始める臨床研究』をテーマに、平日の夜にWEB 開催、短時間で行うセミナー『実践編』として計3 回6 つの講演を企画しました。

第2 回は、【講演1】ここから始める臨床研究『研究発表におけるグラフの作成方法・スライドの作り方を学ぶ』と、【講演2】ここから始める臨床研究『痛覚変調性疼痛の評価から臨床研究を学ぶ』の2 つの講演を行います。

講演1 では、研究手法に限らず、その結果の表記の方法や適したグラフの選択に関する考え方を学ぶこと、またスライドの作る際に押さえておくべきポイントを講演して頂きます。参加者の発表への促進につなげる講演であると思われます。是非ご参加のほどよろしくお願いいたします。

講演2 では、昨今心因性疼痛の用語は無くなり、新たに提唱された痛覚変調性疼痛の概要の理解をすすめ、運動器領域の疾患の愁訴として最も多いであろう『痛み』について、その評価の手法、臨床場面での評価のコツ、工夫などを学び研究に落とし込む方法を学んでいただきます。

 

日本運動器理学療法学会臨床研究推進セミナー(実践編第2 回)
準備委員代表 上原 徹