7月17日 “理学療法の日” イベントのご報告
公益事業推進部理事 脇坂 成重
毎年7月17日が「理学療法の日」に定められているのをご存知でしょうか?
1966年に日本理学療法士協会が結成された日にちなみ、毎年7月17日を「理学療法の日」、7月17日を含む期間を「理学療法週間」とし、様々なイベントやセミナーが全国で開催されています。
福岡県理学療法士会では、理学療法士について多くの方に知っていただき、みなさまの健康に貢献したいという思いから、去る7月17日に、県民の方向けにウォーキングイベントと運動機能測定会を開催いたしました。
第1部のウォーキングイベントでは天神中央公園を出発し、中洲川端商店街を通り、博多山笠で有名な櫛田神社に立ち寄り、東長寺などの博多の寺社を巡り、最後に住吉神社に立ち寄る、博多の街の魅力と歴史がつまったコースを、”理学療法士”による歩き方指導とプチガイド付きで、開催いたしました。
暑さを避けるため朝8時に天神中央公園に集合し、11人の方がウォーキングにご参加くださいました。感染対策・熱中症対策を万全に行い、いざ出発です!
博多には由緒ある寺社がたくさんあることを、私自身も参加してみて知ることができました。櫛田神社では、博多祇園山笠が2日前に終わったばかりであり、祭りの余韻が残っていました。櫛田神社に神社内にパワースポットが数か所あり、歩くだけなく、ご利益も得ることができました。
参加者の多くは日頃から1時間近く歩かれているとのことで、歩き始めて1時間たってもみなさまの足どりは軽快でした。
最後の立ち寄り地点の住吉神社に到着した際は、汗だくでした。朝8時に出発し、暑さに負けず約5.5kmの道のりを2時間かけて参加者のみなさまと歩ききりました!参加された方々からは、「博多の町をより知ることができた」「心も体もリフレッシュすることができた」、中には、「まだまだ歩きたりない」といった声も聞かれました。
第2回も場所を変えて開催検討予定ですので、是非ご参加ください!
第2部では場所を三越ライオン広場へ移し、10時から14時の間で運動機能測定会を開催いたしました。
内容は、運動機能に加えて骨密度や脳年齢、血管年齢を測定できるコーナーも設置いたしました。開場とともに順番待ちができるほどの大盛況で、暑い日にも関わらず70名近い方々に会場へ足を運んでいただきました。
コロナ禍で対面事業が2年近くできなかったこともあり、感染対策など運営面での不安もありましたが、大きな問題なく終えることができました。参加された方からは、「このようなイベントを定期的に行ってほしい」といったご意見が多数聞かれ、運営スタッフ一同、対面で県民のみなさまと直接関わる事業の貴重さを改めて感じることができました。
コロナ禍で運動不足や人との交流の機会が少なくなってきているからこそ、感染対策を十分に行ったうえで、対面での事業を実施していくことも大切だと感じました。
福岡県理学療法士会では、県民の皆様の健康増進に広く貢献できるような活動を引き続き行っていきたいと思います。