公益社団法人 福岡県理学療法士会

第32回 福岡県理学療法士学会を終えて

第32回 福岡県理学療法士学会を終えて

学会部担当理事 久保田勝徳

 第32回福岡県理学療法士学会を、520日にweb形式、21日に福岡国際会議場にて対面形式で開催いたしました。本学会は齊藤貴文学会長(令和健康科学大学)のもと、『VUCA(不安定、不確実、複雑、曖昧)時代の理学療法を考える』というテーマで開催され、総参加者数は過去最高の791名に達し、盛会裏に終了いたしました。これもひとえに皆様方のご支援とご協力の賜物であり、深く感謝申し上げます。

 さて、本学会のプログラムは学会長講演が1つ、特別講演が2つ、シンポジウムが2つ、オーガナイズドセッションが2つ、教育講演が1つ、そして今回初の試みであった公募型のプレコングレスシンポジウムが4つ企画され、どの内容もVUCA時代を乗り越えるために必要な情報でありました。また、2大会ぶりの対面学会であったにも関わらず、一般演題には81題がエントリーされ、演題登録に携わった会員の皆さまには深くお礼申し上げます。

 COVID-195類感染症になったとはいえ、移行後間もない開催であったため、現地会場にお越しいただく方々が少ないのではないかと危惧いたしておりましたが、開会式では立ち見となるほどの人数にご参加いただけたことや、一般演題の会場では活発な議論がなされていましたことを大変嬉しく思っており、ご参加いただいた方々には重ねてお礼申し上げます。学会終了後、2週間のアーカイブ配信を経て、全てのプログラムが終了となりましたが、参加者のライフワークに合わせて参加方法を選べる学会となったことは、学びの継続という観点からもVUCA時代を切り開くきっかけになったと感じております。

 最後に、本学会の企画・準備にご協力くださいました皆様に心より厚く御礼申し上げます。