公益社団法人 福岡県理学療法士会

第6回フォコトンテスト 審査結果のお知らせ

令和6年9月吉日

各位

公益社団法人福岡県理理学療法士会
事務局管理部広報担当
部長 伊織 信一

 

第6回ぴしゃっとスマイル!フォトコンテスト 審査結果のお知らせ

いつも福岡県理学療法士会の運営にご理解、ご協力くださり、誠にありがとうございます。

このたび、福岡県理学療法士会では、理学療法士の思いや活動を多くの方々にご理解いただけるよう、第6回となる「ぴしゃっと!スマイル!」フォトコンテストを開催いたしました。

厳正なる審査の結果、最優秀賞1点、優秀賞2点、佳作4点を選出いたしましたので、ここにお知らせいたします。撮影エピソードと併せてぜひご覧ください。

 

最優秀賞

 

小さな一歩

 

作品名:小さな一歩

投稿者:アクアキッズ 様

所属:多機能型事業所 アクアキッズ

エピソード:

2階に小児訪問看護、1階に多機能型事業所が併設してある弊社はスタッフの行き来も盛んに行われています。今回の写真も理学療法士のリハビリを訪問看護師や保育士等の多職種に応援されながら頑張って一歩ずつ踏み込んでいる写真です。頑張る姿にこちらが笑顔にさせられています。

 

 

優秀賞

 

最高の笑顔

 

作品名:最高の笑顔

投稿者:柴田 千晴 様

所属:社会福祉法人恩賜財団済生会

エピソード:

患者様との出会いは6年前。当時、脳梗塞後遺症の失語症の影響で、他者との交流を拒み、リハビリが難渋していました。しかし患者様に寄り添う事だけを考え、向き合った結果、心を開いてくださいました。数年後、私がデイケアに出向した際に偶然利用者として再会し、担当となりました。患者様はがんの余命を宣告されており、関われるのも数ヶ月でしたが、余命を超えても頑張って過ごされました。私がデイケアを退職する事になりました。患者様に退職を伝える事がどうしても出来ませんでした。そんな時、患者様が肺炎で緊急入院。状態が落ち着いたので病室を訪問。患者様は喜んでくれました。そして『一緒に写真を撮って欲しい』と仰いました。私は自分達にカメラを向けました。患者様の笑顔に感動しました。後日担当ケアマネジャー様に写真をお見せしたらとても喜んでくれました。理学療法士という職に就いて本当に良かった!と思えた時間でした。

 

 

優秀賞

 

恩送り

 

作品名:恩送り

投稿者:西﨑 綾 様

所属:白十字リハビリテーション病院

エピソード:

こちらの写真は当院でリハビリ助手として働かれている谷元さんです。彼女は元々先輩の理学療法士が担当していた患者さんでした。彼女は数年前に膝の手術をされ、その時にリハビリを経験されました。術後は膝の痛みが強く、時には涙した夜もあったそうです。ですが、リハビリで理学療法士や他のスタッフの方々など多くの方が支援してくれたお陰で痛みが和らぎ、無事に退院が出来たそうです。その経験から、今度は自分が自分と同じような状況の患者さんを少しでも元気づけられる存在になれれば良いなと思い、当院のリハビリ助手として働くようになりました。今では彼女が人一倍大きな声で挨拶をされ、リハビリ室の空気を明るくしてくれる存在です。いつも感謝しており、いつも私たちの事を気にかけてくれる大事なスタッフです。

 

 

佳作

 

ボールプールでジャバジャバ遊び

 

作品名:ボールプールでジャバジャバ遊び

投稿者:アクアキッズ 様

所属:多機能型事業所 アクアキッズ

エピソード:

脳梁欠損による体幹機能の低下や左注意力の低下等に対して感覚刺激を入れるためのボールプールを行っています。不安定なボールプールの中で声を出して楽しそうにリハビリしてくれる姿にこちらも笑顔が溢れる一枚です。

 

 

佳作

 

初めての発表

 

作品名:初めての発表

投稿者:えのき 様

所属:白十字リハビリテーション病院

エピソード:

第33回福岡県理学療法士学会での発表前の写真です。私自身初めての学会発表で緊張しましたが、沢山の方から意見を頂き、たくさんの知識を学び、得ることができました。今後もたくさん経験を積み知見の集積と共有を行っていきたいと思う機会になりました。

 

 

佳作

 

未来へのファンクショナルリーチ理学療法士の夢を掴む瞬間

 

作品名:未来へのファンクショナルリーチ:理学療法士の夢を掴む瞬間

投稿者:はやお 様

所属:小倉リハビリテーション学院

エピソード:

この写真は、理学療法士を志す学生たちの熱意と決意を捉えた一枚です。彼らの眼差しには、患者さんの笑顔を取り戻すという強い使命感が宿っています。日々の学びと実践を通じて、着実にスキルを磨く姿が映し出されています。作品の焦点は、学生たちが前方に手を伸ばすポーズにあります。これは、リハビリテーション分野で広く知られる「ファンクショナルリーチ」を模しています。通常はバランス能力や転倒リスクの評価に用いられるこの動作が、ここでは明るい未来へ向かって手を伸ばし、夢を掴もうとする学生たちの決意と行動を象徴しています。彼らの姿勢からは、理学療法の専門知識を身につけ、患者さんの回復を支える未来の医療従事者としての自覚と希望が感じられます。この写真は、夢に向かって前進する若者たちの情熱と、彼らが築こうとしている希望に満ちた医療の未来を鮮やかに表現しています。

 

 

佳作

 

国家試験頑張ります!

 

作品名:国家試験頑張ります!

投稿者:HIROKO 様

所属:小倉リハビリテーション学院

エピソード:

長期実習が終わるとともに始まった国家試験勉強、学生さんも教員も全力で取り組んできました。そして国家試験出発の前日、学院が閉館する直前まで、最後の追い込みをしていた学生さんたち。みんなが全力を出せるように、私たち教員は、最後に笑顔で送り出すのみです!

 

 


このたび受賞された皆さま、誠におめでとうございます。また、今回もたくさんの方々からご応募をいただきました。どうもありがとうございました。

広報では、今後も年に2回ずつフォトコンテストを開催いたします。第7回目となる次回は、10月ごろに募集を開始する予定です。開催に際しては改めてご案内をいたしますので、笑顔あふれる素敵な作品をぜひお寄せください。

より笑顔で心豊かに過ごしていただけるような福岡県になることを願って、皆さまからのたくさんのご応募を、心よりお待ちしています!

 

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