第34回 福岡県理学療法士学会を終えて
学術教育担当理事 鈴木裕也
第34回福岡県理学療法士学会を、8月22日にweb形式、23日に北九州国際会議場にて対面形式で開催いたしました。本学会は音地 亮 大会長(北九州市立医療センター)のもと、『イノベーション~未来に紡ぐ理学療法のシンカ~』というテーマで開催され、総参加者数は過去最高の1,010名、演題数109演題と盛会裏に終了いたしました。これもひとえに皆さま方のご支援とご協力の賜物であり、深く感謝申し上げます。
さて、本学会ではイノベーションをテーマに、学会企画も従来の特別講演やシンポジウムだけではなく、若手研究者シンポジウムやキッチンカーの導入など新たな学会スタイルにも挑戦してみました。講演や演題の中には、生成AIの話題やIOTの活用、新たな治療法への取り組みなど理学療法におけるイノベーションを感じさせるものばかりでした。
たくさんの学会企画がありますが、学術集会における一番の主役は一般演題です。口述会場やポスター会場では活発な議論がなされていましたことを大変嬉しく思っており、理学療法をもっと良くしたい、研究を発展したい、臨床に役立つ情報を持って帰りたいといった皆さまの熱い姿勢を運営側から見ながら、こちらも胸が熱くなりました。本学会を盛り上げていただいた参加者の皆さまに心よりお礼申し上げます。
最後に、本学会の企画・準備にご協力くださいました皆さまに心より厚く御礼申し上げます。来年は令和8年8月29、30日に久留米で開催いたします。また1年後久留米で皆さまにお目にかかれることを楽しみにしております。
大会長講演)大会長による講演から本学会のプログラムがスタートしました
口述発表)多くの会場がほぼ満席状態で多くの質問が飛び交い、良い議論が行われました。
ポスター発表)どのポスター演題の会場でも盛り上がっていました。自由討議でもしっかり議論されていました。
若手セッション)座長の烏山先生を中心に、友岡先生・杉本先生・吉村先生によるセッションを行いました。若手研究者による研究との向き合い方、ライフスタイルの話など刺激になったと思います。
キッチンカー)本学会初の取り組みでキッチンカーを導入しました。好評でした!
スタッフ一同)県学会は多くのスタッフの支えで成り立っています。皆さんも一緒に県学会を作ってみませんか?