公益社団法人 福岡県理学療法士会

ロボットスーツHAL医療用下肢タイプに関する勉強会

ロボットスーツ HAL 医療用下肢タイプに関する勉強会

 

日 時:

平成 29 年 6 月 10 日(土)16:00~17:30 (15:45 より受付開始)

場 所:

北九州市総合保健福祉センター(アシスト 21) 5 階
北九州市小倉北区馬借 1-7-1  TEL: 093-522-5311

対 象 者:

医師、PT、メカトロニクス関連企業、行政

参加申込先/

問 合 先:

一般社団法人先天性ミオパチーの会(担当:伊藤)
参加申込は、ご所属、お名前、メールアドレスをご記入のうえメールまたはFAXにて申込みください。

申し込み用紙
E-mail: info@sentensei308.com FAX: 093-230-6252

協 力:

霧ヶ丘つだ病院、たつのおとしごクリニック(他申請中)

 

クローズドミーティングの為、事前に参加申込が必要です

*会場の関係で、人数に制限がございます。

 

プログラム

16:00 開始

16:00~16:05 ご挨拶
  演題
神経筋難病8疾患に対する HAL 医療用下肢タイプの歩行運動療法と今後
講師
中島 孝 国立病院機構新潟病院 病院長(神経内科)

質疑応答

 

趣旨

世界で初めて、希少神経筋疾患(8疾患)に対して健康保険の適用となった HAL 医療用下肢タ イプは治験が終わり、2016 年9月からレンタル開始されていますが、現在、医療機関への普及が大変 遅れています。折角、健康保険が適応となりましたが、患者さんが十分に利用できない状況が続いていま す。HAL 医療用下肢タイプが希少疾病用医療機器として、必要な医療機関に普及し、神経筋8疾患 の患者さんが、満足して使える様にしていくために、医師はじめ関係者らが集う勉強会を企画しました。

また、モノづくりの街 北九州から発信し取り組めることがあるか考える機会とできれば幸いです。

希少神経筋疾患(8疾患)

脊髄性筋萎縮症(SMA)、球脊髄性筋萎縮症(SBMA)、筋萎縮性側索硬化症(ALS) シャルコー・マリー・トゥース病(CMT)、遠位型ミオパチー、封入体筋炎(IBM) 先天性ミオパチー、筋ジストロフィー

※患者は全国で推定3400人(河北新報の記事より)

 

HAL

筑波大学サイバニクス研究センターの山海嘉之教授は、サイバネティクス(Cybernetics)、メカトロ ニ ク ス ( Mechatronics ) 、 イ ン フ ォ マ テ ィ ク ス ( Informatics )の 3 つ を 融 合 し た サ イ バ ニ ク ス (Cybernics)技術を用いて、人の身体/脳とリアルタイムに情報を交換して人を支援する生体電位駆 動型の装着型ロボットすなわち、装着者が行おうとしている運動意図をデコード(暗号解読)し、必要 なモータトルクを使って筋をアシストし、随意運動を増強する装着型ロボットを研究開発(1991 年~) し、HAL(Hybrid assistive limb)と命名。

健常者用の完成モデルとしてHAL-5が完成(2005年)。このモデルは正常の人の身体機能を増強 する働きが特徴的で、普通は持ち上げられない重い物も持ち上げることが可能。このHAL技術を使った 義足(サイバニックレッグ)や補装具は今後有望。HALの医学応用として最も重要な領域は、HALによ って脳・神経・筋の可塑性を促進し治療効果が得られること。HALを装着して定期的に歩行練習を行う ことで、脳・脊髄・運動神経・筋の障害からくる歩行障害を、HALを脱いだ後に、改善させることができる

(歩きが良くなる)という効果が期待されている。

(独立行政法人 国立病院機構のホームページより)

 

HALに関する講師

中島 孝 先生

国立病院機構新潟病院 病院長(神経内科)

研究代表者・治験調整医師

 

H24 年~厚生労働省難治性疾患等克服研究事業、「希少性難治性疾患-神経・筋難病疾患 の進行抑制治療効果を得るための新たな医療機器、生体電位等で随意コントロールされた下肢装型 補助ロボット(HAL-HN01)に関する医師主導治験の実施研究」

 

ロボットスーツ HAL 医療用下肢タイプに関する勉強会(印刷用)

【開催場所】
北九州市総合保健福祉センター(アシスト 21) 5 階

【開催場所:住所】
北九州市小倉北区馬借 1-7-1

【イベント地図URL】

【会場受付開始時間】
2017-06-10 15:45:00

【開催期間:開催日時】
2017-06-10 16:00:00

【開催期間:開催終了日時】
2017-06-10 17:30:00