第1回　北九州支部研修会【105249】

講演②　
講師：大平　高正　氏　(株式会社SOLA　理学療法士)
テーマ：『二次予防における理学療法の考え方　―医療・介護連携の在り方についてー　』

セミナー概要：
脆弱性骨折は骨の強度が低下し、わずかな外力で生じる骨折であり、高齢者の生活機能を一瞬にして奪い 、生命予後の悪化をもたらす重大な疾患であります。一度脆弱性骨折を起こした患者様の二次性骨折リスクは極めて高くなるため、骨折治療を受けた患者に再発する骨折を未然に防ぐことは本人のみならず、家族、地域社会、さらには医療経済の面からも極めて重要なことであります。理学療法士の役割として機能回復に焦点をあてたプログラムでなく、二次性骨折の予防を含めた包括的な治療を目的としたプログラムの立案が重要となります。本研修会では二次性骨折予防におけるチームアプローチ、理学療法士の役割について研修することを目的としています。

★登録理学療法士の方はポイント付与となりますが、前期研修・後期研修の方は聴講のみとなります。